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  • 執筆者の写真Jin Katsuo

帰宅途中に人命救助 

更新日:2021年1月13日

今日は在宅ワークに始まり、昨夜の暴風でいたんだ屋根の修理。それを終えたら株式取引。夕刻には全てのミッションが終わったので。外に食事を取りに飲食店に入った。


そして食事を終え、徒歩で帰路に着き、暫くすると前方に自転車が倒れている。近づいてみると自転車の男性が意識なく倒れていた。


目撃者らしき女の子が、「なんとかして欲しい」と言ってきたので、脈を測り呼吸を確認。脈は微弱。自発呼吸なし。


一刻を争う状態だ。


段々と人だかりが増えていき、口々に「触っちゃダメ、動かすな」との意見が飛び交う。

そこに。女の子の保護者の方が「誰かAEDを!」と口にしたので、すぐ近くのサンドラッグに店頭用のAEDを拝借しに向かった。



店長さんと共に現場に戻り、AED施術の準備。その間も一部の見物人から、動かしちゃダメだとの声が飛ぶ。


しかし男性は無呼吸、拍動微弱。気道確保が必要と判断し体のよじれをほどき、首の後ろに靴を押し込んで気道確保。AEDを開封し心拍を計測の後、ガイダンスに従い電気ショック、そして心臓マッサージ。次は人工呼吸。


周りにマウスの代わりになるものを持ってる人は居ないか尋ねたが返事はNO。コロナ禍の直接マウスにためらいはあったが、周囲は子供やお年寄りばかり。自分がやるしかないということで直接人工呼吸を行なった。心臓マッサージは女性と店長さんが担ってくれた。


努力も虚しくどんどん体が冷たくなっていく。不安が脳裏をかすめ始めた頃、救急車のサイレンが聞こえてきた。車両から隊員さんが防護措置をして車内から降りてきた。昔、ホテルのフロントでバイトしてたので幾度も救急車を要請してたけど、この時だけはホッと安堵感をおぼえる。プロが来たので蘇生術を引き継いだ。


手が離れたので、店長さん達と労をねぎらってる会話の中、マウスの蘇生処置によって感染症のリスクがあるという指摘を受け、サンドラッグさんから除菌グッズを頂いて、うがいと洗浄をさせてもらった。



今回の経験で、一つだけ、改めて。。。



** もし無呼吸や脈のない人が目の前にいたら、臆せずに蘇生処置をして欲しい。**



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