• Jin Katsuo

マイコレクション


ガラスに焼き付けられた古いパノラマ写真。詳しく観察してみると色々と発見があって楽しい。19世紀と思しきファッションで着飾った貴婦人と高級車、さらによく見ると、助手席に犬がちょこんと座ってる。写真の前オーナーのフランス人からは、車はプジョーだと言うことを聞いている。


道路の脇には、短く刈り込まれた芝が見て取れるので、もしかしたら大きな洋館の敷地の中なのかも。。。

この時代の写真は、当時の文化や風俗をよく伝えてくれてるので、見飽きない。





  • Jin Katsuo


1OZ コイン

純銀の1オンスコイン。大きさは五百円玉の1.5倍くらい。手に取るとズッシリとくる。普通はこれをコレクションとして大切に引き出しの中にしまっておくんだろうけど、今回はこれを湿板写真の薬液を作る為、思い切って使ってみた。



硝酸銀溶液

銀を溶かして、処理を施すと無色透明の硝酸銀溶液になり、乾燥させると味の素のような白い結晶になる。中世の錬金術師のような気分に浸れる瞬間だ。


硝酸銀に加工した溶液はボトルに詰めて暗所に保存、湿板の銀浴の工程で使用する。いざとなれば還元して銀だけ抽出できるので、いまは無色透明の液体に姿は変えているけど、立派な財産なのであ〜る。



  • Jin Katsuo


Wet Plate : Ambrotype 13x18cm Poe Boy Lens: Grand angulaire

広角レンズでパチリ。屋外での湿板撮影は非常に面倒。。。水や薬液の類を全て自前で運ばなくてはならない。でも、その場で写真が確認できる楽しさを考えると、楽しさの方が勝るから、また行きたくなる。でもって、今回は廃墟の撮影に使用した広角レンズに因んだ話。



湿板で撮影した現場の様子

昔のレンズなのに高画質

広角といえば、この撮影に使用したレンズは100年近く前のアンティーク品。しかも広角レンズ。昔のレンズなので周辺は落ちたり流れたりするかと思いきやさにあらず。恐ろしくシャープで周辺のディテールに至るまで、バシッときてるのだ。色々と文献を漁ってみると、当時から階調やコントラスト、シャープネスに至るまで絵作りを意識した設計が行われていたとの事。


考えてみれば湿板は、スペクトル分解したうちの一部の光しか用いてないので、パンクロマチックのフィルムで撮る時のようなややこしい収差の話はあまり関係ない。

なので、画質は想像以上にシャキッと仕上がってる。

100年前でこの湧き立つような画質を達成していたことに衝撃を感じた次第。


  j-atelier54.com       © Jin KATSUO   JAPON

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